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バナーのクリック回数を計測するには ~イベントトラッキング編 その1~

対象:初級者

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本日はGoogle Analyticsイベントトラッキングについて。

以前Googleアナリティクスを使ってバナー単位でクリックの回数などを計測する場合には

バーチャルページビュー」

という方法を使ってバナーがクリックされた際に「架空のページが閲覧された」、ということにしてクリック回数が測れることを述べました。
>>ちなみにこちらの記事です。

同記事内でも述べましたがGoogleアナリティクスを用いてバナーのクリック回数を計測するためには実はバーチャルページビュー以外にも「イベントトラッキング」という方法が存在します。
本日はこのイベントトラッキングについてご紹介しようと思います。

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Google Analyticsでスマホを除外のアドバンスセグメント

すっかり久しぶりの投稿になってしまいましたが今回は実務でよく使うテクニックを一つご紹介。

私はクライアントに対してサイトのアクセス解析レポートをする機会の多いのですが、最近(といっても乗りだしとしては遅い気もするが、、)やはりスマホ対策についての必要性の有無について問われるケースが少なくありません。

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非同期通信コードってなんだろう?

普段お仕事でGoogleAnalyticsを使っている方にはもうなじみの深い「非同期通信」ですが最近知人からそれって何?という質問を受けたので記事にしてみました。

すごく簡単に説明すると、非同期通信コードとはGoogleAnalyticsの新しいタイプのコードです。

Googleは2010年5月17日以降、非同期コードを標準としています。

■非同期通信コードと従来のコードの違いを解説

まずは見た目から。

▼非同期通信コード

非同期通信コード

_gaq.push
という記載があるのが非同期通信。

▼従来のコード

従来のタグ

PageTracker.

という記載があるのが従来のタイプのトラッキングコード。

■何が違いなのか?

非同期というくらいだから、同期をしないという意味。
同期というと日本語ではあまりピンとこないような気もしますが、

「非同期」=「平行して作業」

と考えるとわかりやすいのではと思います。

従来からのコードは同期=平行して 作業できないタイプだったので、

ページが表示される時にトラッキングコード部分を読み込むとページのHTMLがストップしてしまいます。読み込みの順番待ちですね。

ということはサイトを閲覧しているユーザーも同じようにページが表示されるのを待つ事になります。

逆に非同期は平行して作業をするわけですから

・GoogleAnalyticsのタグ
・その他のHTML

がそれぞれ別に読み込まれるわけです。

上記のような理由から非同期通信がよい、ということになるわけです。
なにせ順番待ちがなくなるわけですから。

まとめると非同期通信のメリットとしては以下です。

  • ウェブページの読み込みにかかる時間が短くなる。
  • Javascriptがもし正常に読み込まれなくても他のソースに迷惑をかけない。

といった感じですね。

■ちょっとTIPs

従来のコードと非同期通信コードの違いとして、コードを掲載する場所があります。

今でも多くの方が「GoogleAnalyticsのコードは</body>の直前に設置」というのが決まりと思っている方が多いようですが、これは従来のコードに対する決まりです。

従来のコードの場合先ほどの理由から、なんらかの理由でトラッキングコードがうまく読み込まれなかったらページのHTMLが読み込まれなくなってしまうため</body>の後ろに設置するわけですね。

非同期通信コードの場合、推奨の設置箇所はheadタグ内です。

headタグ内にコードを発見したからといっても問題ありませんからアシカラズ。

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