最強収納術『押し出しファイリング』
ペーパーレスペーパーレスと世の中では言われ初めて久しいですが2012年の半ばにさしかかっても正直神の資料というものは一向に減っている気がしません。むしろサービスや商品がより複雑化した反動からかいままでよりも増えているような印象すら受けます。
iPadをはじめとしたモバイル端末がこれだけ普及してもこれなのですから、人間がどれだけアナログな生き物か毎日実感せずにはいられませんね、、、。
気がつけばデスクは資料の山で埋もれている
という方も少なくないはずです。
しかし、仕事を効率よくこなしたい我らライフハック族としては紙の資料に埋もれたデスクではよい仕事はできませんね。 そこで私は実践しているのは、一橋大学名誉教授である「野口悠紀雄」氏の提唱で話題になった『押し出しファイリング』という整理法です。
『超整理法』という著書の中で紹介されている書類収納法で、私からしてみればライフハックや効率化の世界では基本の一冊です。
この本の中で野口氏が提唱している論理とは、いくら立派なファイリング・システムや、たいそうなキャビネットを駆使しても、それを管理するのがおっくうに なったり、システム自体が完璧を求めすぎてそれ自体が破綻してしまう。そもそも1日中ファイル管理の担当をしてくれる秘書がいないと無理! といったような内容です。(良書ですから未読のみなさんは是非実際に読んでみてください。)
押し出し式ファイルを実践 !
ではどうすればいいのか? 野口氏が提唱する「超整理法」の基本理念は、
「情報を時間軸で管理する」こと。
実践方法はそれほど難しくありません。
1.適当な封筒を沢山用意します。
(※角形2号というサイズが、A4もすんなり入って便利です。100均で買えます。)
2.紙資料を封筒に入れて、封筒の裏などにペンでタイトルと日付を書きます。
(例.2012.0702 部会打ち合わせ資料 等 )
3.キャビネットの一番手前(一般的には左を手前とする)に入れて並べていくだけ。
4.その後参照した封筒は、先頭に戻します。
以上です。びっくりするほど簡単ですね。
ポイントは完璧を求めないこと。
そもそも収納方法に完璧などどいう概念は存在しません。
適度に簡単に収納できて管理が楽、というのが一番です。
すくなくとも私は仕事の傍らできる方法と言われて思いつくのは押し出しファイリングしかありません。
職場で本棚など用意できない!という方はキャビネットを用いても出来るので是非一度実践してほしいです。とにかく封筒に全部つっこむ時のあのスッキリとした感覚がヤミツキになるはずです。
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2012年7月2日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事効率化